INTERVIEW

図書知識を生かして学問の発展に寄与

平成24年10月採用

山下 真佑美

広島大学学術・社会連携室図書館部図書学術情報企画グループ

仕事内容
図書館部の仕事というと、本棚の整理や、カウンターでの図書の受け渡しをイメージされるのではないでしょうか。しかし私の場合、カウンターで来館者の対応をするのは月1回程度です。現在の主な仕事は、事務室での図書館資料(雑誌)の発注・管理や、書類作成です。また、紙の雑誌の他に電子ジャーナルも扱っているため、Webで正常に閲覧できるかどうかのチェックや、閲覧に問題が発生した場合の窓口対応も行っています。

スキルアップのために心掛けていること
図書館職員研修には積極的に参加するようにしています。大学図書館は他大学とのつながりが強く、さまざまな合同研修が開催されるのが特徴です。例えば昨年は、オンラインの講習会の開催において気をつけるべき点や、研修効果の高め方などを学ぶ「オンライン講習会のための講習会」という研修がありました。また参加するだけでなく、研修の企画・運営を担うこともあります。図書館職員に必要な研修を考えることで、普段は見つからないような図書館の課題を発見できるので、今後も能動的に挑戦したいと考えています。

MOVE!な瞬間
「学問の発展に寄与したい」という思いを持って入職したので、学生や教員の研究活動のお役に立てたと感じる瞬間が何より嬉しいです。そのために、一つひとつの業務を着実にこなすことを心がけています。図書系で採用された方は、その後も図書館内での異動が多いため、図書館業務に対する知識を蓄えやすいです。知識が豊富な先輩方のように、これからさらに専門的な知識を増やし、研究活動を支援していきたいです。